コロラド州コロラドスプリングから
20~30分走ったところに
Pikes Peak(パイクス・ピーク)はある。

ここは、アメリカ人にとって
「フロンティアを見下ろす山」。
19世紀、西へ西へと向かう開拓の時代、
平原のはるか先にぽつんと浮かび上がる
標高約 4,302 m のこの山は、
“あそこまで行くんだ”
“あそこが次の世界だ”
という 目印 だったという。
ゴールドラッシュの時代には
“Pikes Peak or Bust!”
(パイクス・ピークに行くか、破産するか)
というスローガンまで生まれている。

パイクス・ピークと言えば、
車好きならば、一度は聞いたことがあるだろ
“Pikes Peak International Hill Climb”。
またの名を”The Race to the Clouds”
とも言われる過酷なレースが
毎年6月に行われている。
タイムを競うこのレースでは、
20kmの一本道を156のコーナーを越えて走る。
エンジンは空気を失い、
人間は判断力を削られながら、
山頂を目指す。
TOPクラスは8分台で登りきるというから信じられない。

また、ここパイクスピークには、
ビッグフットがいるとも言われている。
途中に道路標識があるのも実にアメリカらしい。
本当にいるかどうかは誰にもわからない。
ただ、この静けさと広さを前にすると、
何かが隠れていても不思議じゃないと思えてくる。
今回の旅は娘との2人旅。
自分が焼いて、娘がアイシングしたクッキーを使って
山頂で映える写真を撮ってみた。
フロンティアは、
遠くへ行くことではなく、
大切な時間を、大切な人と
きちんと残すことなのかもしれないなぁ。
そう思えてきた。



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