人はなぜ旅にでるのでしょう?
見たこともない景色を見るため
美味しいと評判の料理を食べるため
私も、そんな理由で旅をしたことがあります。
ただ、気づいたんです。
見たり聞いたりしてきたことを確認する
予定調和的な感動を求めた旅になっちゃっていたと。
「素敵な出会いがあるから」と
旅をする理由を言う人もいます。
確かに、母国語以外の言語を使い
少し苦労して思い切って話しかけて
やさしいことを言ってくれたり
助けられたりすると感動するものです。
でも、本当は、同じようなことを
わざわざ旅に出なくても
日常的にしてもらっている、
出会っているのかもしれません。
それでも、人はなぜ旅に出たくなるのでしょう。
そんなことを考えるようになったのは、
あるハーレーディーラーでの出会いがきっかけでした。
ツーリングのノウハウのすべてを教もらい
後に、大親友になったPatと出会ったのが
ニューハンプシュシャーの
LebanonにあるHarley dealerでした。
私は学校のホームステイの引率で海外に行くと
必ず現地のディーラーに行くことにしています。
この日もTシャツを物色していると
You must be a Japanese teacher.
と声をかけられます。
いくらなんでも、見知らぬ町の
日本人が立ち寄るのは初めてでは?
というようなディーラーで
声をかけられたので驚きました。
後から聞くと、
今年の日本からやってくる引率教員に
ハーレー好きがいるから…と、
ホストファミリーを探していくなかで
漏れ伝え聞いていたらしいのです。
そして、この出会いがあって翌年、
Patに誘われ、サウスダコタ州のSturgisまで
一緒にツーリングをすることになるのです。

Patの仲間との旅の中で
ハーレーに乗りながら
コンパクトデジタルカメラ
SONY サイバーショット DSC-P2
のシャッターを押しまくりました。
すると、数百枚撮った中に、奇跡の1枚、
“偶然の欠片” が存在するのです。

Sturgisにいる間は、
宿のリビングルームに集まり
写真家のDeniseと
出来上がった写真をチェックするのですが…
ブレブレの写真を見ると…
「Delete! Next, Delete! 」と
仕事であるかのように、彼女が
厳しくダメ出しするのがおかしくって…。
パソコンの画面から目を離し
2人で噴き出してしまいました。
「偶然の欠片」探しがしたいから
だから今でも、
旅がしたくなるのだと思います。



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