ミルウォーキーのハーレーミュージアムで出会った
イタリア人ハーレー乗りのLuigi。
「イタリアで一緒に走ろうぜぇ」
その一言に背中を押され、今回の旅は始まった。
フィレンツェのディーラーでハーレーを借りて、
Rome、Amalfi、Napoli、Maranelloを巡り、
最終日は、ディーラーのWalterと
トスカーナを走ることになった。
「どこが一番よかった?」
目が合うとそう聞かれ、旅を語り始めると、
Walterは話しを遮って言った。
“Follow me.”
ハイウェイ入口でChianti Chapterの仲間と合流し、
トスカーナへ向かう。
畑と丘が続く道。
農家の軒先に続く細い道。
所有地区分になど気にせず走り回っていた
少年時代に戻ったかのように
田舎道を走りまわった。
引き詰められた石畳の角を曲がり、
丘の上の広場にバイクを停めた。
人の集まっているところまで歩いていくと、
目の前に広がっていたのは、
観光パンフレットで見たフィレンツェの街。
そこは、ミケランジェロの丘だった。

Walterがこちらを見て言う。
“Now you’re brave enough to say what’s number one.”
かっこよすぎて、
少し惚れてしまいそうになった。
記念写真を撮ってバイクに戻ろうとすると
“Coffee?” と聞いてきたので、
ミケランジェロの丘のスタンドで、
彼らとエスプレッソを立ち飲みしながら、
ふと気がついた。

もう、日本からの “ゲスト” ではないなぁと。
Grazie, amico.



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