何もない場所で – Casper WY

娘との旅は、いつも最高に楽しい。
イエローストーン観光をして
バッファローに出会い
めちゃめちゃ喜んでたと思ったら


Codyに泊まってバファローバーガーを
美味い、美味いとたいらげると…


「明日はホワイトサンズが見たい」という。
どんな観光案内パンフレットにも
イエローストーンとホワイトサンズ国立公園を
めぐるツアーは見たことも聞いたこともない。

Codyから120号でThermopolisへ向かい
そこから20号でShoshoni
26号に出たら東へCasperに向かうことにした。

この日はどんよりした天気だった。
大平原に引かれた一本道
大きな空には雲が重たく横たわる。
何に使われているのかもわからない荒野が
これだけ広がっていると
不安定な空模様と相成って
「自分の存在」が浮き彫りになるようにも感じてくる。

オレゴン・トレイル
モルモン・トレイル
カリフォルニア・トレイル
西へ向かう人たちが必ず通った場所Casper
だが、ここは目的地ではない、
ここを越えなければ先に進めない。
「旅が好きな人」ではなく
「旅を続けてきた人」のための街なのだ。

Harley Tシャツに刻まれた “Oil City”
風と埃の匂いの奥に、
この街が一度、熱を帯びた時代があることの証。
Salt Creek Oil Fieldで石油が見つかり、
街が一気に膨らんだ頃の栄華の記憶だ。 

ディーラーを出て、再び道にもどると
Nothing to see, everything to feel.
建物が消えて、風だけが残った。

 

 

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この記事を書いた人

“An English teacher’s insight × Harley and American culture × a life shared around sweets. What I’m doing on this website is not decluttering, but a redesign for the next ten years.”

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